学びなおしとしての英語 その2(実践編)

シャドーイングと反復練習

「その1」では、
英語学習全体の考え方や、
無理なく続けるための環境づくりについて整理しました。

今回は実践編として、
シャドーイング反復練習という、
比較的取り入れやすい方法を例に、
英語との距離を縮める具体的なやり方を紹介します。

ここで紹介する内容は、
「これをやれば正解」というものではありません。
あくまで、いくつかある選択肢のひとつとして読んでください。


1. シャドーイングについて

シャドーイングとは

シャドーイングは、
英語の音声を聞きながら、
少し遅れて同じ内容を声に出す練習方法です。

リスニングと発音を同時に使うため、
英語のリズムや音のつながりに
自然と慣れていくきっかけになります。


シャドーイングの進め方(一例)

① 教材を選ぶ
最初は、発音がはっきりしている短めの音声がおすすめです。
映画の予告編、ニュース、短いポッドキャストなど、
無理なく聞ける長さのものを選びましょう。

② 内容を確認する
スクリプトを見ながら音声を聞き、
大まかな内容をつかみます。
意味が分からないまま繰り返すよりも、
「何について話しているか」が分かっている方が続けやすくなります。

③ 声に出してみる
音声を流しながら、少し遅れて同じ言葉を口にします。
聞き取れない部分があっても問題ありません。
止めずに最後まで流してみることを優先してください。

④ 軽く振り返る
その日の終わりに、
同じ音声をもう一度聞くだけでも十分です。
毎回きちんとやろうとしなくて構いません。


2. 反復練習について

反復練習とは

反復練習は、
短いフレーズや表現を繰り返し使うことで、
少しずつ口から出やすくしていく方法です。

文法や単語を「覚える」というより、
使われている形のまま触れるイメージです。


反復練習の進め方(一例)

① フレーズを選ぶ
映画やドラマで印象に残った一言や、
日常で使えそうな短い表現を選びます。

② 声に出す
何度か音読して、
音やリズムに慣れていきます。
鏡の前で練習する方法もありますが、
無理に行う必要はありません。

③ 使ってみる
独り言でも構いません。
実際に口に出すことで、
記憶に残りやすくなります。

④ 時々振り返る
週に一度、
最近触れたフレーズを見直す程度で十分です。


3. 映画やドラマを使った学習

映画やドラマは、日常会話の表現が自然な形で使われている素材です。

学習用として構えすぎず、
物語の中に入り込む感覚で触れてみてください。

  • 最初は英語字幕を使って内容を理解する
  • 印象に残ったセリフをシャドーイングに使う
  • 使えそうな表現をメモしておく

楽しみながら触れているうちに、
英語の音や言い回しに
少しずつ慣れていきます。


4. よくあるつまずきと考え方

英語学習でよく聞くのが、
「何となく分かるけれど、言葉が出てこない」
という状態です。

これは、
単語や文法が足りないというより、
使う場面と結びついていないことが原因の場合が多いです。

考え方のヒント

  • 単語ではなく、場面ごと覚える
  • フレーズ単位で触れる
  • アウトプットを少しずつ増やす

そして何より、
焦らずに続けることが大切です。

まとめ


「その2」では、シャドーイングや反復練習、
そして映画やドラマを活用した学習方法を中心に、
具体的な実践例を紹介してきました。

ただし、今回紹介した方法は、
「これをやれば正解」というものではありません。
すべてをやる必要もありませんし、
一度に取り入れる必要もありません。

英語学習は、
一度始めたら一直線に進むものではなく、
止まったり、戻ったり、
また始めたりしながら続いていくものです。

できることを、
できるときに、
できる分だけ続ける。

それでも、
英語に触れた時間は確実に積み重なり、
あとから振り返ったときに、
ちゃんと自分の中に残っていることに気づきます。

英語が身についていく人は、
特別な才能がある人ではありません。
何度でも英語に戻ってくることができる人です。

学び直しとしての英語は、
焦らず、比べず、
自分のペースで付き合っていけば十分です。

次回は、
さらに別の角度から英語学習を見直し、
つまずきやすいポイントや、
続けるための考え方について掘り下げていきます。

英語の学びを、
旅のように楽しみながら、ゆっくりと続けていきましょう。

Your English journey has already begun.

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