学びなおしとしての英語 その3

理解できるまで、続けてみる

「その1」では、
英語学習に対する考え方を整理しました。

「その2」では、
シャドーイングや反復練習など、
英語に触れる具体的な方法を紹介しました。

そしてこの最終章では、
どうすれば英語学習を続けられるのか
もう少し静かな視点から考えてみたいと思います。


続けられない理由は、努力不足ではない

英語学習が続かないとき、
多くの人は自分を責めてしまいます。

でも実際には、
続けられない原因は
「やり方」や「意志」ではなく、
期待の持ち方にあることがほとんどです。

・すぐに分かるようになりたい
・話せる感覚を早く得たい
・進んでいる実感がほしい

こうした気持ちは自然ですが、
英語はそれに応えてくれるスピードで
変化してくれるとは限りません。


「分からない時間」は、止まっているわけではない

英語を学んでいると、
長いあいだ
「よく分からない」
「手応えがない」
と感じる時期があります。

でもその時間は、
何も起きていない時間ではありません。

音に慣れ、
表現に触れ、
頭の中で少しずつ整理が進んでいる
準備の時間です。

あとから振り返ると、
「あの時期があったから今がある」
そう思えることも少なくありません。


続いている人がやっている、たった一つのこと

英語が身についていく人は、
特別な方法を知っているわけでも、
毎日完璧に勉強しているわけでもありません。

共通しているのは、
やめきらないことです。

・忙しくて触れられない日があってもいい
・しばらく間が空いてもいい
・途中で立ち止まってもいい

それでも、
また英語に戻ってくる。

この「戻ってくる」という行為が、
結果として英語との距離を
少しずつ縮めていきます。


学びなおしとしての英語、という考え方

学びなおしとしての英語は、
一直線に進むものではありません。

行ったり来たりしながら、
ときどき立ち止まり、
必要になったときにまた触れる。

それで十分です。

英語は、
「身につけるもの」というより、
付き合い続けるものなのかもしれません。


最終章としてのまとめ

ここまで読んでくださった方に、
一つだけ伝えたいことがあります。

英語学習に、
決まったゴールや正解はありません。

あるのは、
・触れる
・離れる
・戻る

この繰り返しだけです。

それでも、
触れた時間は消えません。
戻ってきた回数は、
ちゃんと積み重なっています。

学びなおしとしての英語は、
焦らず、比べず、
自分のペースで続けていけば十分です。

※「止まる」「戻る」は失敗ではありません。
この流れ自体が、英語学習です。

見返し用|英語学習フローチャート(保存版)

英語に触れる
(5〜30分/動画・音声・文章 なんでもOK)

よく分からない・手応えがない

強度を落とす
(聞き流す/字幕を見るだけ/1フレーズだけ)

完全には離れない
(1日1回、英語の音を聞く)

余裕が出てくる

また少しだけ集中して触れる
(10〜30分)

「あ、分かる」が少し増える

また分からなくなる

判断しない・評価しない
(できていなくてもOK)

気づいたら、また英語に触れている

── この循環でOK ──

今日も、30分だけ

  • 1日30分の英語との時間は、
    今の自分を追い込むためのものではありません。
  • 未来の自分が、
    少し楽に、少し自由に言葉を使えるようになるための、
    静かな投資です。

このシリーズが、
「また英語に戻ってみようかな」
と思うきっかけになれば、
それだけで嬉しく思います。

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