小さな足し算は、途中から加速する。― 続けることの本当の意味 ―

自習室キウイズを運営していると、日々さまざまな方と出会います。
あくまで学びの場を支える立場として、
誰かの成長を評価したり、良し悪しを判断することはできません。
それでも、ひとつ確かに感じていることがあります。
学生の方、社会人の方、親として学びに向き合う方。
利用される背景は違っても、
目的は、みな同じ方向を向いているということです。
それぞれの立場で考え、計画し、前に進んでいる。
立ち止まる時間も、その人なりの歩みの一部。
それぞれのペースで進むための場所でありたい。
その前提に立ったとき、
大切になるのが、小さな継続という考え方です。
毎日0.1%でいい
よく「毎日頑張らないと意味がない」「一気に変わらないとダメだ」と思われがちですが、 実はそんなことはありません。
仮に、
- 今日より 0.1%だけ 良くなる
- ほんの少しだけ前に進む
これを毎日続けたらどうなるでしょうか。
0.1%は一見、ほとんど誤差のように感じる数字です。 しかしこれを「複利」で積み上げていくと、話は一変します。
1日0.1%=1.001倍。 これを 365日続ける と、 1年で約44%の成長になります。
単純に足し算した「36%」ではありません。 続けることで、成長そのものが成長を呼ぶ。 これが複利の力です。
本当の複利は「自信」にかかる
0.1%の継続が生むのは、数字以上のものです。
- 今日もできた
- 昨日もやった
- 先週も続いている
この積み重ねは、静かに、確実に自信を増やしていきます。

自信がつくと、
- 行動のハードルが下がる
- 失敗を怖がらなくなる
- さらに継続しやすくなる
つまり、 行動 → 自信 → 行動 という「良い複利」が回り始めるのです。
継続しないことも、実は複利になる
逆もまた同じです。
- 今日はやらなかった
- 明日もまあいいか
- 気づけば1週間、1か月
この流れも、残念ながら複利で効いてきます。
「やらない癖」や「自分には無理だという感覚」も、 積み重なれば確かなマイナスになります。
だからこそ、 完璧を目指すより、やめないことの方が何倍も重要です。
偉人たちも語った「複利」の力
「複利は人類最大の発明である」
この言葉を残した人物として知られているのが、 物理学者のアインシュタインです。
この言葉はお金の話として引用されることが多いですが、 本質はそれだけに留まりません。
- 知識
- 技術
- 習慣
- 信頼
- そして自信
時間をかけて積み重なるものすべてに、複利は働きます。
複利は、 すぐに結果を出してくれる代わりに、ある日突然「差」を見せる力です。
だからこそ、日々の小さな積み重ねが、 後になって想像以上の結果を生み出します。
自習室で起きている、小さな変化
キウイズでも、
- 毎日2時間だけ来る人
- 最初は集中できなかった人
- 何度も挫折しかけた人
そんな方が、数か月後には 「勉強するのが当たり前」になっている姿をよく見ます。
特別な才能があったわけではありません。 ただ、小さなことをやめなかった。 それだけです。
今日の0.1%を、積もう
大きな決意はいりません。
- 単語を3つ覚える
- 10分だけ机に向かう
- ノートを開くだけでもいい
それで十分です。
0.1%を、今日も積む。 明日も積む。
それを1年続けたとき、 きっと今は想像もしていない場所に立っているはずです。
キウイズは、 そんな「静かな継続」を支える場所でありたいと思っています。

今日の小さな一歩が、 未来のあなたを作ります。

